※後日加筆します(落語の下書きが溜まりすぎているので
下書きの状態でもどんどんアップすることにしました)
12月23日
●スライドショー
−仲入り−
●柳家三三 「妾馬」
おしゃべり好きな長屋の住人が皆、同じ話を長々とする中
歯の悪い自分に対する娘のお鶴の気遣いぶりを話す「細かー
に切って柔らか〜に煮てくれる」は耳に残るフレーズだ。
●柳家三三 「文七元結」
体に残ってるような感じ
以前は文七を説得できない江戸っ子なりの短気を起こしたように
感じていたが、今回の懐にある金をおさえつつ言う「この金は俺の
ものにならないのか!」という絞りだすようなセリフで印象がガラリと変わった。
聴いている時はしっくりきた感触があって、そのまま噺の流れにのって先へと
進んだけれど、聴き終わったあとじわじわと思いがぶり返してきた。
橋の上で文七を見つけてしまったのが運の尽きと思ったようなセリフは
「運」や「ツキ」、(「金は天下の回りもの」はちょっと違うかな‥)といった諦め方
のようで長兵衛が博打好きだからこその考え方に感じた。
眺めるように見ていたつもりが、いつの間にか引き込まれて
登場人物の感情がどんどん注ぎ込まれるような感覚。うまく言えないけど
それが溢れて気を張っていないと、涙がどんどんでてしまいそうな感じ。
これって感動してるって状態なのかもしれない。たっぷりと満たされた大きな満足感がある。
今まで聴いた三三さんの「文七元結」よりこの日の「文七元結」が好きになった。
下書きの状態でもどんどんアップすることにしました)
12月23日
●スライドショー
−仲入り−
●柳家三三 「妾馬」
おしゃべり好きな長屋の住人が皆、同じ話を長々とする中
歯の悪い自分に対する娘のお鶴の気遣いぶりを話す「細かー
に切って柔らか〜に煮てくれる」は耳に残るフレーズだ。
●柳家三三 「文七元結」
体に残ってるような感じ
以前は文七を説得できない江戸っ子なりの短気を起こしたように
感じていたが、今回の懐にある金をおさえつつ言う「この金は俺の
ものにならないのか!」という絞りだすようなセリフで印象がガラリと変わった。
聴いている時はしっくりきた感触があって、そのまま噺の流れにのって先へと
進んだけれど、聴き終わったあとじわじわと思いがぶり返してきた。
橋の上で文七を見つけてしまったのが運の尽きと思ったようなセリフは
「運」や「ツキ」、(「金は天下の回りもの」はちょっと違うかな‥)といった諦め方
のようで長兵衛が博打好きだからこその考え方に感じた。
眺めるように見ていたつもりが、いつの間にか引き込まれて
登場人物の感情がどんどん注ぎ込まれるような感覚。うまく言えないけど
それが溢れて気を張っていないと、涙がどんどんでてしまいそうな感じ。
これって感動してるって状態なのかもしれない。たっぷりと満たされた大きな満足感がある。
今まで聴いた三三さんの「文七元結」よりこの日の「文七元結」が好きになった。