4月15日は東横落語会へ行ってきました。
由緒ある落語会の28年ぶりの復活というおめでたい会の第一回目は
柳亭市馬、立川談春、柳家三三という豪華な顔ぶれです。
私の大好きなこのメンバーで三人衆をやっていた頃は落語に興味が無
かったし、この機会を逃したらこの面子の落語会なんてあるんだろうか?
行けなかったらこの先ずっと後悔してしまいそう・・・と行く前からハイテン
ション(*´∀`*)
伊藤園presentsということで、入場時にペットボトルのお茶が配られる。
多目的ホールなので、移動型の座席。緞帳もなし…
ヒカリエ内のホールだからかカジュアルな感じに違和感もある。
●古今亭志ん吉 「熊の皮」
昭和31年の第一回東横落語会の開口一番はまだ小ゑんと名乗っていた
頃の立川談志。他の出演者は古今亭志ん生、三遊亭金馬、桂三木助
柳家小さん、三遊亭圓生というそうそうたるメンバー。そんな会で自分が
高座に上がることを思うと…と緊張ぶりを吐露していたけれど、妙に落ち
着いてる感じがした。
水汲み、米とぎ、洗濯と帰宅するなり座らせて貰えないほど女房に次々と
用事を言いつけられてる甚兵衛さん。この尻に敷かれっぷりががサゲに
効いてくるのね(∀`*ゞ) 熊の皮を尻に敷いたら暖かいのかな?
●立川談春 「粗忽の使者」
まずは東横落語会の思い出話。中学3年の時聴きにきて小さん(五代目)の
「天災」でひっくり返ったと!圓楽、志ん朝というこれまた豪華な顔ぶれ。
入門してからは楽屋の入り口で師匠方のやり取りを息を呑んで伺っていた
そう。楽屋での志ん朝、談志がいると緊張が張り詰めたようだったらしいが
二人きりの時は仲良く話していたんだそう。由緒ある憧れの落語会だった
のに、この日の何の緊張もない楽屋の雰囲気はカラオケボックスと同じってw
談春さんの「粗忽の使者」は聴くたびに好きになる噺だな〜
「べんとー」って始まったとたん嬉しくなる♪ 地武太治部右衛門のキャラは
最高に可笑しくて、憎めない。物怖じせず、動揺することもなく、色んな失敗
をするけれどふてぶてしさも無いから廻りから助けてもらいながらなんとか
やっていけてるんだろうな。 決して粗忽じゃないひとがこれ以上ないってくら
いの粗忽がこんなにハマるなんて不思議だぁ。。。
●柳家三三 「不孝者」
これも嬉しい演目。三三さん本人がとても好きな噺だとはいろんなところで
言っているけど、誰の口演を観て気に入ったんだろう?多くの人が演る噺
じゃない印象だけど…
焼けぼっくいに火がつく旦那と芸者。DVDとは違うねちっこくないバージョン
だけど、前に聴いた時よりは欣弥の目配せがくどめ(*´艸`)
「あの親不孝者め」ってこんなに何度も言うんだっけ?と思いながらも旦那
の男っぷりを堪能♪
−仲入り−
●柳亭市馬 「花見の仇討」
高座に湯のみが…中身はなんだろうw
この春、この演目は市馬さんので二度目。花見の噺はなぜか仇討だけだな〜
巡礼の癖に御成街道を歩くっていうのはどういう意味なのか分からなくて、気
になってたんだけど調べてる時間がないのでいつか・・。
12時の待ち合わせなのに8時に行っちゃう熊さんも早すぎだけど、時間通り
に来ない二人に腹を立てる。きっちりしたいし心配性で損するタイプ(≧ε≦o)
市馬さんの頃には椅子のせいでお尻が痛くて集中が途切れてしまって残念。
三人とも得意ネタを演ったのかな〜と思うような復活に花を添える三席。
談春さんが過去の会の出演順と演目を覚えているように、この1回目も多くの
人の記憶に残るんだろうな。
歴史ある落語会の復活になぜ座席数300弱という小ホールにしたのか疑問
だった。聴く方としては小じんまりしている会場もいいのだけれど、多目的ホール
でこの会場の移動型座席は殆ど高低差がなくクッションの無い簡易椅子では
せっかく演者が熱演をしてくれても存分に聴き入る環境ではない。
大ホールでも良かったのでは?と思ったが、そちらも多目的ホールだった…
案内のパンフレットにもあったように、一流主義と品格の備わった会をこれから
も目指すなら会場のしつらえはこれでいいのか非常に疑問が残った。
はぁー残念!!!!!2回目のチケット、迷って迷って買わなかった(´・ω・`)
由緒ある落語会の28年ぶりの復活というおめでたい会の第一回目は
柳亭市馬、立川談春、柳家三三という豪華な顔ぶれです。
私の大好きなこのメンバーで三人衆をやっていた頃は落語に興味が無
かったし、この機会を逃したらこの面子の落語会なんてあるんだろうか?
行けなかったらこの先ずっと後悔してしまいそう・・・と行く前からハイテン
ション(*´∀`*)
伊藤園presentsということで、入場時にペットボトルのお茶が配られる。
多目的ホールなので、移動型の座席。緞帳もなし…
ヒカリエ内のホールだからかカジュアルな感じに違和感もある。
●古今亭志ん吉 「熊の皮」
昭和31年の第一回東横落語会の開口一番はまだ小ゑんと名乗っていた
頃の立川談志。他の出演者は古今亭志ん生、三遊亭金馬、桂三木助
柳家小さん、三遊亭圓生というそうそうたるメンバー。そんな会で自分が
高座に上がることを思うと…と緊張ぶりを吐露していたけれど、妙に落ち
着いてる感じがした。
水汲み、米とぎ、洗濯と帰宅するなり座らせて貰えないほど女房に次々と
用事を言いつけられてる甚兵衛さん。この尻に敷かれっぷりががサゲに
効いてくるのね(∀`*ゞ) 熊の皮を尻に敷いたら暖かいのかな?
●立川談春 「粗忽の使者」
まずは東横落語会の思い出話。中学3年の時聴きにきて小さん(五代目)の
「天災」でひっくり返ったと!圓楽、志ん朝というこれまた豪華な顔ぶれ。
入門してからは楽屋の入り口で師匠方のやり取りを息を呑んで伺っていた
そう。楽屋での志ん朝、談志がいると緊張が張り詰めたようだったらしいが
二人きりの時は仲良く話していたんだそう。由緒ある憧れの落語会だった
のに、この日の何の緊張もない楽屋の雰囲気はカラオケボックスと同じってw
談春さんの「粗忽の使者」は聴くたびに好きになる噺だな〜
「べんとー」って始まったとたん嬉しくなる♪ 地武太治部右衛門のキャラは
最高に可笑しくて、憎めない。物怖じせず、動揺することもなく、色んな失敗
をするけれどふてぶてしさも無いから廻りから助けてもらいながらなんとか
やっていけてるんだろうな。 決して粗忽じゃないひとがこれ以上ないってくら
いの粗忽がこんなにハマるなんて不思議だぁ。。。
●柳家三三 「不孝者」
これも嬉しい演目。三三さん本人がとても好きな噺だとはいろんなところで
言っているけど、誰の口演を観て気に入ったんだろう?多くの人が演る噺
じゃない印象だけど…
焼けぼっくいに火がつく旦那と芸者。DVDとは違うねちっこくないバージョン
だけど、前に聴いた時よりは欣弥の目配せがくどめ(*´艸`)
「あの親不孝者め」ってこんなに何度も言うんだっけ?と思いながらも旦那
の男っぷりを堪能♪
−仲入り−
●柳亭市馬 「花見の仇討」
高座に湯のみが…中身はなんだろうw
この春、この演目は市馬さんので二度目。花見の噺はなぜか仇討だけだな〜
巡礼の癖に御成街道を歩くっていうのはどういう意味なのか分からなくて、気
になってたんだけど調べてる時間がないのでいつか・・。
12時の待ち合わせなのに8時に行っちゃう熊さんも早すぎだけど、時間通り
に来ない二人に腹を立てる。きっちりしたいし心配性で損するタイプ(≧ε≦o)
市馬さんの頃には椅子のせいでお尻が痛くて集中が途切れてしまって残念。
三人とも得意ネタを演ったのかな〜と思うような復活に花を添える三席。
談春さんが過去の会の出演順と演目を覚えているように、この1回目も多くの
人の記憶に残るんだろうな。
歴史ある落語会の復活になぜ座席数300弱という小ホールにしたのか疑問
だった。聴く方としては小じんまりしている会場もいいのだけれど、多目的ホール
でこの会場の移動型座席は殆ど高低差がなくクッションの無い簡易椅子では
せっかく演者が熱演をしてくれても存分に聴き入る環境ではない。
大ホールでも良かったのでは?と思ったが、そちらも多目的ホールだった…
案内のパンフレットにもあったように、一流主義と品格の備わった会をこれから
も目指すなら会場のしつらえはこれでいいのか非常に疑問が残った。
はぁー残念!!!!!2回目のチケット、迷って迷って買わなかった(´・ω・`)