あちらこちらで見かけては、すごく気になるのに手に取れない本があった
写真家:荒木経惟の愛猫の写真集『チロ愛死』
2010年に出版 22歳で天へと旅立ったという
表紙のチロの容姿は残された時間が少ないだろうと思わせる
冷静に見られる自信も、チロの生き様を見る勇気もなかった
ブログだったら見ていただろうが、写真集という書籍には
ズシリと重みがあり、私を躊躇させたのだが
きっともう大丈夫と思って、先日いよいよ手に取った。
アラーキーのチロの写真集はもう1冊あって
1990年に出版された『愛しのチロ』ではハリとツヤのある体付きで
可愛らしさと色気のある様子が切り取られていた。
あれから20年、チロの生涯が閉じた。
写真集なので文章は無く、日付入りの写真が綴られている
チロの写真だけでなく、女や空の写真も入り混ざり
アラーキーの日常にみんな同じように存在していたのだと思う
表紙のチロはおそらく生きている最後の写真のようだ
チロが亡くなったあとは空の写真ばかりが続く
チロの時は止まっても、日が昇り、沈み、時間は変わらず
流れていくのだと言っているかのよう…
元気で可愛い様子を撮るのも、やせ細り体調も悪そうに
横たわる姿を撮るのも、シャッターを切る事に変わりはなく
同じように愛おしい気持ちでチロを切り取っていたんだと思う
ずっと変わらない被写体に対する愛がこの写真集にはある
写真家:荒木経惟の愛猫の写真集『チロ愛死』
【送料無料】チロ愛死 |
2010年に出版 22歳で天へと旅立ったという
表紙のチロの容姿は残された時間が少ないだろうと思わせる
冷静に見られる自信も、チロの生き様を見る勇気もなかった
ブログだったら見ていただろうが、写真集という書籍には
ズシリと重みがあり、私を躊躇させたのだが
きっともう大丈夫と思って、先日いよいよ手に取った。
アラーキーのチロの写真集はもう1冊あって
1990年に出版された『愛しのチロ』ではハリとツヤのある体付きで
可愛らしさと色気のある様子が切り取られていた。
【送料無料】愛しのチロ |
あれから20年、チロの生涯が閉じた。
写真集なので文章は無く、日付入りの写真が綴られている
チロの写真だけでなく、女や空の写真も入り混ざり
アラーキーの日常にみんな同じように存在していたのだと思う
表紙のチロはおそらく生きている最後の写真のようだ
チロが亡くなったあとは空の写真ばかりが続く
チロの時は止まっても、日が昇り、沈み、時間は変わらず
流れていくのだと言っているかのよう…
元気で可愛い様子を撮るのも、やせ細り体調も悪そうに
横たわる姿を撮るのも、シャッターを切る事に変わりはなく
同じように愛おしい気持ちでチロを切り取っていたんだと思う
ずっと変わらない被写体に対する愛がこの写真集にはある
poinさんがやっとですものね(*^^*ゞ
残された者はどんなに悲しくとも生きていかなければいけない。
時間は止まらないですもんね。
元気な姿も弱っている姿も、全てが愛おしい…
と思える人になれるのはまだ先だな〜私(^^;;