9月28日 午前9時過ぎに桃ちゃんが永眠しました。
2004年に我が家に来て5年1ヶ月、およそ5歳と4ヶ月の
生涯に幕を閉じました。

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2007年に妊娠するも、難産のため5匹の天使達と
子宮、卵巣を摘出する手術を乗り越え復活。
今年の6月から肝臓のお薬を、7月からは肺に水が溜まり
利尿剤と抗生剤を飲んで治療をがんばって来ましたが
28日桃ちゃんはの命は尽きました。



この日はレスキューレメディを垂らしたティッシュが
いつまで経っても入り口に残っていて、少し嫌な予感がしました。
8時過ぎにおうちの蓋をずらして中の様子を見たけれど
巣材で見えないので、手を入れて確認してみると
呼吸はやっぱり荒めで、体温が低めな感じがしました。
シマリスの体温は人より高いので、触ると温かみを感じるけれど
この日の桃ちゃんは私の手より体温が低かったと思います。

27日病院の先生に季節の変わり目なので温度に気をつけてと
言われて部屋の温度をチェックしていたら、コジモモが寝ている
部屋は夜中でも27℃くらいはあったので大丈夫と思っていましたが
急いでヒーターを付けました。



9時になっても起きてこないので、おうちから連れ出して薬を
飲ませようと思っていたところに入り口にひょっこり顔を出して
くれました。でも、おうちの入り口に顎を乗せてちょっと首を
かしげている桃ちゃんはかなり具合が悪くしんどそうでした。

スプーンに薬を垂らして口元へ持っていっても横を向いて飲んでくれません
スロープは割とスタスタと上って2階へは行ってくれましたが
薬も水も飲むのを嫌がります。鼓動は今まで見たこと無いほどに
かなり大きくて腰のあたりがドックンドックンと動いていました。
「今日は仕事を休んで病院へ行こう」と思っていたら桃ちゃんが
ジュースの容器に脚を入れてしまいました!

新聞を敷いてある場所に移動はしましたが、拭いてあげようとティッシュを
持って桃ちゃんを抱き上げた瞬間、何かが違っているのを感じました。
無抵抗で体に力が入ってない感触…あんなに大きく脈打っていた
桃ちゃんの心臓が止まっていました。


心臓マッサージを私と夫とでやってみましたが、効果はなく
再び桃ちゃんが息を吹き返すことはありませんでした。
あまりに突然の事に信じられない気持ちとショックと悲しみとが
ごちゃ混ぜになったような状態に陥りました。
桃ちゃんはビックリしたような顔をしていたので、もしかしたら
最期は苦しかったのかもしれません。


手の中の動かない桃ちゃんをずっと撫でていましたが、状況は何も
変わらず、寝ているだけのようなのにそこには命がありません。



桃ちゃんと一緒にいられる時間はそう長くはないかも知れないと
何度も思った事がありますが、心の準備など出来るはずもなく
お薬が効いて、もう少し穏やかに暮らせて行けたらと願っていましたが
それも叶わず、今はいろんな思いがわいてきます。

心臓の点滴薬は1回では効果がありませんでしたが、桃ちゃんには
負担が大きかったようなので、入院しない方が良かったかな?

好きだったお薬も最期は嫌がったのは意思表示だったのかな?

心臓の病は治る事は難しく、苦しさから解放されるのは永遠の眠り
に付くことであったのかも知れないと思うと、もう苦しくないねと
声をかけてあげていいのかな?

苦しそうにしていなければ、「生きていてくれるだけで…」と
思ったかも知れません。でも、もう少し一緒に居たかった





今は気持ちの整理がうまくつかずに、この記事も勢いで書いていて
まとまりがつきませんが、桃ちゃんは今お骨に姿を変えて我が家に居ます。
火葬場では丁寧に扱っていただき、細い手足の指の骨まで綺麗に残っています。

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今まで応援していただいた皆さん、ありがとうございました。
とても励まされ、桃ちゃんと私の支えになりました。
コジや私たち家族だけでなく、多くの方に愛されて
桃ちゃんは幸せだったと思います。